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終わりの詩

二人の自分

自分のなかに
偽ものの自分と
本ものの自分がいる

偽ものは
いつか
化けの皮がはがれて
苦しみをなめる

本ものは
どんなときにも
輝きを失わず
幸せの道を
指し示す

人生の旅路で
どれだけ
本ものの自分と
出会い
語りあったかで
人生の価値が決る

心を澄ませ
素直な気持ちで
自分を
見つめてみる

きっと
本ものの自分と
出会えるはず