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終わりの詩

二人の私

私の心に
光と闇がある
善と悪かもしれない

柔和さと
いらだちの思い

自分を律する心と
わがままな心

清らかさと
よごれた考え

やさしさと
意地悪な思い

つとめ励む自分と
なまけものの自分

少欲の私と
貪欲な私

どちらの
世界に住むかで
生きる価値が
ずいぶん
違ってくる