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終わりの詩

宝の山

宝を探すのに
尊いと思う心が
ほんとうの宝を
発見できる

何気ない
日々の生活を
尊いと思えば
その生活が宝になる

家族との語らいが
尊いものと思えば
その語らいが
宝になる

見えないけれど
思いやりの心を
尊いものと思えば
その思いやりが
宝となる

すべてに尊さを
感じた時
すべてが
宝に見える

その時
宝の山のなかで
暮らしていることを
知るのだ