終わりの詩
豊かさを尊ぶ
水が
豊富にあることは
嬉しいこと
食べ物に
困らないことも
幸せなこと
そんな生活の中に
ずっと浸っていると
そのことが
どんなに
有難いことか
分からなくなる
心が物の豊かさに
おぼれて
感謝することを
忘れてしまうのだ
豊かであることは
尊い
心も
いつも
豊かであれと願う
なぜなら
豊かな心は
物への慈しみを
忘れないからだ