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法華経の詩

法華経の詩(106)

勧持品 第十三(5)

仏 世尊の叔母である
魔訶波闍波提(まかはじゃはだい)比丘尼と
かつて仏の妻であった
耶輸陀羅(やしゅだら)比丘尼が

仏に この法華経を述べ伝えることを
詩的に語ったとき
仏は静かに 求法者たちを見渡した

すると求法者たちは
その場に立ち合掌し 仏に
獅子が吠えるような声で語った

仏 世尊よ
あなたが入滅された未来に
十方に赴いて この経典を
書き写させ 読誦(どくじゅ)させ
常にこの経典のみ教えを 思い起こさせ
伝えていきます

たとえ仏が 他の世界におられても
私たちを守ってくださるでしょう

そして 確信を持ち
次の誓いを詩的に唱えた

仏 世尊よ
心配しないでください
あなたが入滅された後の
非常に恐ろしい時世に
そのとき私たちは
この最高の法華経を
説き伝えるでしょう

恐ろしい時世の民人(たみびと)は
この経典を伝えることで
そしり 罵り おびやかし
棒をふりあげるでしょう
そんな愚かな あらゆる迫害を
私たちは 堪え忍ぶでありましょう

(唱えはつづく)