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法華経の詩

法華経の詩(155)

嘱累力品 第二十三(1)

 偉大なる志を持つ
宿王華菩薩(しゅくおうけぼさつ)が
仏 世尊に
尋ね語った

何ゆえに世尊よ
偉大な志を持つ求法者である
薬王菩薩は

この娑婆世界で
数えきれない幾つもの
困難があるにもかかわらず
この世界に
留まっているのでしょう
そのことを
教えていただきたい

かの薬王菩薩の
修行の姿を教えられただけで
それを聞いた
多くの偉大な志を持つ求法者たちは
それを聞いて喜び
満足するでありましょう

仏 世尊は
宿王華菩薩の意志を知り
薬王菩薩について語り始めた

昔 数えきれないほどの昔
日月浄明徳如来(にちがつじょうみょうとくにょらい)
が 世に現れた

かれは
完全な学識と
すぐれた行いを具え
この上ない幸せに達していて
よく世間を知り
人を導くことにすぐれ
神々や人びとの教師であり
仏であった