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法華経の詩

法華経の詩(158)

嘱累力品 第二十三(4)

仏 世尊は さらに続けて
偉大なる志を持つ
宿王華菩薩(しゅくおうけぼさつ)に
語った

一切衆生喜見菩薩
(いっさいしゅじょうきけんぼさつ)は
千二百年の間
燃え続けた さとりの火を鎮め
浄徳王(じょうとくおう)の家に
自らの意志で生まれ変わった

生まれた時
足を組んで結跏趺坐(けっかふざ)し
父と母に話しかけた

大王よ
当に知ってほしい
わたしは彼処に遍歴し
この肉体を捨て
大いなるさとりを得ました

今この世に 日月浄明徳如来
(にちげつじょうみょうとくにょらい)が
出現して教えを説いています
わたしは かの明徳如来なる
仏 世尊のもとに行きます

喜見菩薩は そう言うと
世尊のもとに行き 礼拝したたえて言った
再び世尊にまみえるために
ここに来ましたと
そこで仏 世尊は語る

良家の息子 喜見菩薩よ
わたしは完全に
平安の境地に入るべき時期がきた
わたしが涅槃に入ったら
わたしの遺骨をあなたに委ねよう
そして遺骨を分配して
幾千となく多くの塔を建立せよ