ホーム > 法愛 4月号 > 法華経の詩

法華経の詩

法華経の詩(105)

勧持品 第十三(4)

仏 世尊の叔母である
魔訶波闍波提(まかはじゃはだい)比丘尼と
かつて仏の妻であった
耶輸陀羅(やしゅだら)比丘尼は

仏より 未来において
大いなる「さとり」を得る
授記(じゅき)をいただき
大いに歓喜して
その思いを詩的に語った

仏よ
あなたは導師であり
指導者です
この世の教師でもあります

人間と神を
安らかに穏やかな心に
してくださいます

私たちは
今日 とても嬉しく
思っています

私たち尼僧は
仏が涅槃に入り
入滅され
たとえ 
他の世界に
いましても

この法華経を
述べ伝えていく努力を
惜しみません
ここに誓います

仏は この言葉を聞き
ひるむことなく
この教えの法輪を
回し続ける求法者たちを
見渡した