法華経の詩
法華経の詩(136)
分別功徳品 第十七(6)
この章を閉じるにあたり
この法華経を説くもののそばに坐り
共にあることを語った
私 仏が入滅し
涅槃に入ったのち
この経典を信じ語るものは
私のために
宝石づくりの
素晴らしい遺骨の塔を
建てたことになるのだ
その塔は小さな鈴の音が
人びとを楽しませ
その鳴る鈴は
仏の遺骨の間で光輝き
音楽を奏でているように 美しい
私 仏が入滅してのち
この経典を護持し
迷える人に教えるものは
美し花に飾られた
僧院を建立したことになろう
そこには花壇があって
散歩道が設けられている
私 仏が入滅してのち
この経典を護持するものは
僧の集団に
多くの供養をしたのと同じである
この経典を護持し教えるものは
彼を尊び崇(あが)めよう
そして
この上なく祝福された「さとり」を得よう
そこに私 仏は 彼とともに坐り
仏の子として抱き
慈悲の思いでとどまろう
(分別功徳品 了)
