法華経の詩
法華経の詩(138)
随喜功徳品 第十八(2)
弥勒菩薩に
仏 世尊は続けて語った
法華経を伝えて
順次五十人まで伝わったとする
この五十番目の この経に帰依した者の
「随喜の功徳」がどんなものか
たとえば
ひとりの男が生まれ
大いなる福徳を得 多くの衆生に
あらゆる快楽 娯楽 慰安 享楽の道具を
贈ったとする
そうして多くの衆生を喜ばせ
さらには
かれらを慰めるために
金塊や銀貨 真珠に水晶 珊瑚に
宮殿まで贈るとしよう
この男が八十歳まで
施し与える功徳を積み 大いなる福徳を得た
さらには
衆生に如来の語られた教えを伝え
道に入らせたとする
衆生のかれらは これらの教えを聴いて
教えの流れに入った者(預流・よる)
もう一度だけこの世に帰って
悟りを得る者(一来・いちらい)
二度とこの人間界に生を受けない者(不還・ふげん)
さらには阿羅漢(あらかん)という
悟りを得る者となろう
これにより かの男の施す者の功徳は
計り知れない福徳を得るかもしれない
しかし この法華経が伝えに伝えられ
五十番目の者が この法華経を聞いて
心から帰依すれば
かの男の比較にならないほど
福徳を得るのだ
