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法華経の詩

法華経の詩(141)

法師功徳品 第十九(2)

仏 世尊は

常に怠ることなく努力する 常精進菩薩(じょうしょうじんぼさつ)に
さらに語った

この「白い教えの白蓮」という
法華経を受持(じゅじ)して
記憶したり読誦(どくじゅ)したり
人に説いたり書写(しょしゃ)すれば

その人が
良家の息子であれ娘であれ
その人は
耳の美点を千二百も備える人となる

この三千大千世界において
下は阿鼻地獄(あびじこく)
上は宇宙の頂に至るまで
内と外とを問わず
さまざまな音を
聞くことができるようになろう

人の声 泣き声や悲しみの声 恐れる声
鈴の音や小太鼓の音 遊び声や歌声
信心の声や不信心の声
あるいは 幸せの声や不幸をなげく声
琵琶(びわ)や竹笛 琴の音も聴き分ける
また幾千の人が
いかなることをどこで語っても
その声を聴きわける

死者の霊が苦痛に苦しむ
その呻(うめ)き声も聞き分ける
さらに 神々の声や
神のやわらかい
快い歌声も聴くことができる

彼らは
天耳(てんに)を得るための努力をせず
さまざまな声を
聴き分けることができるのだ