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法華経の詩

法華経の詩(142)

法師功徳品 第十九(3)

次に 仏 世尊は
常に怠ることなく努力する
常精進菩薩(じょうしょうじんぼさつ)に
語った

この「白い教えの白蓮」という
法華経を受持(じゅじ)して
記憶したり読誦(どくじゅ)したり 人に説いたり書写(しょしゃ)する
良家の息子であれ娘であれ
その臭覚(しゅうかく)は
八百の美点を具え 清浄である

臭気や芳香 あるいは
種々の種類の爽快な匂いを
彼らはその臭覚によって嗅ぎわける

さまざまな花の香り
水の中に咲く花の香り
青蓮、紅蓮、白蓮の香りを嗅ぎわけ
花と果実をつけた種々の樹木の
その花と果実の匂いを嗅ぎわける

遠方にあるものであっても
草や灌木(かんぼく) 薬草や樹木の匂いさえも
嗅ぎわける

この匂いによって臭覚がこわされたり
だまされることはない

また 衆生たちの匂いや
天上の花の香りや 神々の匂い
宇宙の頂に生まれた者たちの匂いも
嗅ぎわける

そして 前世を記憶し 瞑想にふけり
教えを説いて 読誦を常に楽しむ
恵み深く 憐れみ深い 偉大な仏が
いずれの方向に教えを説いても
彼らは匂いによって
この世の主であると知る