法華経の詩
法華経の詩(143)
法師功徳品 第十九(4)
さらに続けて 仏 世尊は
常に怠ることなく努力する
常精進菩薩に
語った
この「白い教えの白蓮」という
法華経を受持(じゅじ)して
記憶したり読誦(どくじゅ)したり
人に説いたり 書写(しょしゃ)する
良家の子女は
舌の美点を具える
味覚を得るであろう
いかなるものでも
味わって 不味(まず)いものでも
彼らの味覚にゆだねられると
素晴らしい 天上の風味が生じる
そして その声は優しく
人の心に浸(し)み通る
美しい声が響くであろう
その声を聴いて この世の人びとは
みな満足し
心がぬくもりで満ちるであろう
彼らの穏やかで耳ざわりよい声は
神々でさえも
彼らの教えを聴くために
彼らのもとに近づこうとする
彼らが幾千万憶の例話をもちいて
教えを語る声を聴く人は
その場で最高の喜びを感じ
彼らにはかり知れない供養をしよう
さらには
彼らが望むとき 世界のすべてに
その声を届かせることができる
憐れみ深い仏たちも 多くの天女たちも
彼らの声を聴き 守護するであろう
