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法華経の詩

法華経の詩(145)

法師功徳品 第十九(6)

最後に 仏 世尊は
常に怠ることなく努力する
常精進菩薩(じょうしょうじんぼさつ)に
語った

偉大な志を持つ求道者で
この「白い教えの白蓮」という
法華経を心にとどめ

受持(じゅじ)し
記憶したり読誦(どくじゅ)したり
人に説き あるいは教え
書写(しょしゃ)する子女たちは
心の働きの千二百の美点を具え
彼らの心の感覚は清らかとなろう

彼はこの清らかな心の感覚によって
ひとつの短い詩を聞いただけで
その詩から
多くの意味を知るであろう

彼はこのひとつの詩の意味を理解し
それにもとづいて
一カ月でも 四カ月でも 一年でも
教えを説くことができるであろう

その説いた教えを
彼は記憶し忘れることはない
どのような世俗的な言葉や俗説が
語られても 呪文が唱えられても
すべて 教えの中に調和させる

さらには この三千大世界に住む者たち
生と死を輪廻し 迷う者たちの
心の思いや行い 不安と誤った考えを知り
如来の語ったすべてを語り
前世の仏が経典で説いた
すべてを語るのである

これが この法華経を
心にとどめる者の受ける 恩恵である

(功徳品 了)