法華経の詩
法華経の詩(148)
常不軽菩薩品 第二十(3)
仏 世尊はさらに続けて
極楽世界の 智慧第一の菩薩で
阿弥陀仏の弟子と言われる
大勢菩薩(だいせいぼさつ)に語った
仏道を行なえば
あなたがたは仏となることができると
礼拝した その求道者を
馬鹿にしたり 悪口をいい
棒をなげたり
がれきを投げる者たちが
「常に軽んじない」という
常不軽(じょうふきょう)の
あだ名をつけられた求道者にも
ついに死期が迫った
そのとき 天空から声がして
この法華経を聴いた
その法華経を説き聴させた者は
尊き威音王の仏であった
常不軽菩薩はこの経説を聴き
直ちに理解した
そして 心が清らかになり
清浄心を得た
そして かつて
私はあなたがたを軽蔑しないと声をかけ
常不軽とあだ名をつけた
自尊心の高い人びとに
それが 僧であれ 尼僧であれ
男女の信者であれ
この法華経を説き聴かせた
そして
いずれの者たちも
この求道者の勝(すぐ)れた
智慧の力と威力を知って
みな彼の随行者となった
