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終わりの詩

演じる


怒って
いらだっているのも
わたし

人に
やさしく
言葉をかけているのも
わたし

不平不満を
心のなかで
思っているのも
わたし

ありがとう
感謝しますと
頭をさげているのも
わたし

鬼のような
顔をするのか
あたたかな
笑顔がいいのか

どちらでもできる
わたしなら
笑顔を演じよう