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終わりの詩

大切な思い

さわやかな思いで
おはようと言えたとき
清らかな風が
吹きぬけていった

ありがとうと
言いながら
食器を洗えば
食器たちが
輝いているように
見えた

やさしく
大切に
タオルをたたむと
タオルが
ほほえんでいた

あなたのおかげ
そう思い
部屋を掃除すると
自分の心も
洗われる思いがした

相手の幸せを思い
お世話をすると
笑顔の
ふれあいがあった

小さなことでも
雑にしないで
大切にした

そんな思いが
どんな仕事も
尊いものにしていった